調性の復習をします。ピアノの鍵盤を見てください。
ド-レ-ミ-フ-ァ-ソ-ラ-シ-ド
ド-レ の間隔は全音
レ-ミ の間隔は全音
ミ-ファの間隔は半音
:
です。
こうやって
全全半全全全半
の間隔でできた音階を「長音階」と言います。

ラから始めて
ラ-シ-ド-レ-ミ-フ-ァ-ソ-ラ
全-半-全-全-半-全-全
でできる音階を「自然短音階」と言います。

最後のソ-ラが全音なので、「最後を長音階に合わせて半音にしたい」という欲望もあり、
全-半-全-全-半-(全+半)-半
ラ-シ-ド-レ-ミ-ファ-ソ#-ラ
という短音階もあります。
これを「和声短音階」と言います。

途中の(全+半)が「気持ち悪い」という意見(?)もあり、
全-半-全-全-全-全-半
ラ-シ-ド-レ-ミ-ファ#-ソ#-ラ
という短音階もあります。これを「旋律短音階」と言います。

さて、ラ-シ-ド-レ-ミ-ファ-ソ-ラはそれぞれ和名で
イ-ロ-ハ-ニ-ホ-ヘ-ト-イと対応付けられています。

ラ-シ-ド-レ-ミ-ファ-ソ-ラはイから始まる短音階なので
「イ短調」となります。
ハから始まる長音階は「ハ長調」です。

さて、「ト」から始めて長音階を形成すると
「ト長調」ができますよね。
ト-イ-ロ-ハ-ニ-ホ-ヘ#-ト
です。
これを「ソ-ラ-シ-ド-レ-ミ-ファ#-ソ」と読むのを「固定ド」、
この「ト」を「ド」だと思って「ド-レ-ミ-ファ-ソ-ラ-シ-ド」と読むのを「移動ド」と言います。

それぞれ都合の良い立場があるので、他人と「ドレミ」の話をするときは
「移動ド」なのか「固定ド」なのか、まず確認してからでないと
話がかみ合わなくなります(この前も10秒ほど話がかみ合わなかった^^;)

確実なのは
ハ-ニ-ホ…と和名で言うか(ハニホ…は移動しません)、
C-D-E-F-G-A-B-C(固定ドのドレミファ…に相当)と英語で言うことでしょう。
(もう一つ、ドイツ語という選択肢がありますが、Bと言うかHと言うかで、また流派があります^^;)


上では便宜上「へ#、ト#」なんて書きましたけど、正式には「嬰(えい)へ,嬰ト」と言います。
#は「嬰」、フラットは「変(へん)」です。